治療方針・診断について
矯正治療ではどのようなことを重視していますか?
当院では、歯並びだけでなく、噛み合わせや歯列全体のバランス、治療後の安定性を考慮した診断・治療計画を重視しています。
ワイヤー矯正ではどのような治療ができますか?
ワイヤー矯正は、歯の移動方向や力を細かくコントロールしやすく、幅広い症例に対応しやすい治療方法です。 歯の重なりが大きい症例や、抜歯を伴う症例、噛み合わせの調整が必要な症例などでは、ワイヤー矯正を選択する場合があります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(スパーク)だけで治療できないことはありますか?
症例によっては、ワイヤー矯正を併用または選択する場合があります。 歯の移動量が大きい症例や、噛み合わせの調整を重視する症例では、ワイヤー矯正の方が適している場合があります。
矯正治療ではどのような検査を行いますか?
当院では、 • 口腔内 • 顔面写真 • 各種レントゲン撮影 • 歯型取り などの精密検査を行っています。 歯並びだけでなく、骨格や噛み合わせも含めて分析し、治療計画を立案しています。
抜歯が必要になることはありますか?
歯並びや口元のバランス、歯を並べるスペースの不足状況などによっては、抜歯を併用した方が適している場合があります。 一方で、すべての症例で抜歯が必要になるわけではありません。
目立ちにくい矯正治療はできますか?
当院では、透明に近いマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(スパーク)に対応しています。 また、ワイヤー矯正でも、審美性に配慮したブラケットを使用しており、ホワイトワイヤーを選択することが出来ます。(ホワイトワイヤーには追加費用かかります)
治療中について
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(スパーク)は1日どのくらい装着する必要がありますか?
治療効果を得るためには、1日20時間以上の装着が必要となります。 装着時間が不足した場合には、計画通りに歯が移動しない可能性があります。
矯正治療中に痛みはありますか?
歯が動く際に、数日程度の痛みや違和感が生じることがあります。 症状には個人差がありますが、多くの場合は徐々に慣れていきます。
矯正治療中でも食事はできますか?
矯正治療中も通常通り食事は可能です。 ただし、ワイヤー矯正では硬い食べ物や粘着性の高い食べ物によって装置が外れることがあります。 また、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(スパーク)は、食事の際には取り外していただきます。
矯正治療中の歯磨きで気を付けることはありますか?
矯正装置の周囲には汚れが溜まりやすくなるため、通常より丁寧な清掃が重要になります。 清掃不良の状態が続くと、虫歯や歯周病リスクが高まる可能性があります。
矯正治療中でもホワイトニングはできますか?
歯の状態や治療内容によっては、矯正治療中にホワイトニングを行える場合があります。 詳しくはご相談ください。
矯正治療の期間はどのくらいですか?
歯並びや噛み合わせの状態、治療方法によって異なります。 部分矯正と全体矯正でも期間は異なり、抜歯の有無などによっても変わります。 詳しくは精密検査後にご説明いたします。
治療後について
矯正治療後に歯並びが戻ってしまいました。再治療はできますか?
矯正治療後に歯並びが変化する「後戻り」が生じた場合でも、再治療が可能な場合があります。 後戻りの程度や噛み合わせの状態によって治療方法は異なりますが、ワイヤー矯正やマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(スパーク)による再矯正をご提案できる場合があります。 また、他院で矯正治療を受けた方のご相談にも対応しています。 まずは現在の状態を確認するため、初診相談をご利用ください。
矯正治療後に後戻りすることはありますか?
矯正治療後は、歯が元の位置へ戻ろうとする「後戻り」が起こる場合があります。 そのため、治療後は保定装置(リテーナー)を使用し、歯列を安定させる必要があります。
治療後のメンテナンスは必要ですか?
矯正治療後は、後戻り防止のため保定装置(リテーナー)の使用が必要です。 また、歯並びや噛み合わせの状態確認のため、定期的なメンテナンスをおすすめしています。
費用・相談について
矯正治療に年齢制限はありますか?
矯正治療は、子どもから成人まで幅広い年代で行われています。 ただし、成長発育の影響や歯周組織の状態などによって、適した治療方法は異なります。
初診相談ではどのようなことを行いますか?
現在の歯並びや噛み合わせの状態を確認し、お悩みやご希望をお伺いします。 また、矯正治療の概要や治療方法についてご説明いたします。 必要に応じて、精密検査をご案内しています。
矯正治療は自由診療ですか?
矯正治療は基本的に保険適用外の自由診療となります。 治療内容や使用する装置によって費用は異なりますので、詳しくはご相談ください。
矯正治療のリスク・副作用について
共通するリスク・副作用
当院で行うワイヤー矯正(セラミックブラケット矯正)およびマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は、いずれも保険適用外の自由診療です。
矯正治療では歯の移動に伴う痛みや違和感が生じることがあります。また、虫歯や歯周病のリスク増加、歯根吸収、歯肉退縮、咬み合わせの変化、顎関節への負担や症状、装置による口腔粘膜への刺激などが生じる場合があります。
治療期間や治療結果には個人差があり、計画どおりに歯が移動しない場合や、治療計画を変更する場合があります。また、定期的な通院や装置の適切な使用など、患者さまの協力が治療結果に影響します。
治療終了後は後戻りを防ぐため保定装置(リテーナー)の使用が必要です。加齢、歯周病、親知らず、顎の成長などにより、治療後に歯並びや咬み合わせが変化する場合があります。
金属アレルギーや装置の破損・脱離・誤飲(ワイヤー矯正のみ)、発音への影響、歯と歯の間に隙間(ブラックトライアングル)が生じる場合があります。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置 SPARK(スパーク)について
当院ではマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置としてSPARK(スパーク)を使用しています。
当院で使用するマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置は、日本国内において薬機法上の承認を受けていない未承認医療機器です(PMDAウェブサイトにて2026年6月9日最終確認)。
国内には薬機法上承認されたマウスピース型矯正装置が存在しますが、当院で使用する装置はこれに該当しません。
本装置はOrmco社の日本法人または正規代理店を通じて入手しています。
本装置は米国FDAにおいて510(k)クリアランスを取得していますが、日本国内で薬機法上の承認を受けた医療機器ではありません。
なお、未承認医療機器であるため、万が一重篤な健康被害が生じた場合であっても、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
監修医情報

当院の矯正治療を担当しており、本サイトの矯正治療関連コンテンツの監修も行っています。
略歴
- 1995年 北海道大学歯学部 卒業
- 1995年 北海道大学歯学部附属病院 矯正科入局
- 2000年 北海道大学大学院歯学研究科(矯正歯科学)修了
資格・所属学会
- 日本矯正歯科学会 認定医
- 博士(歯学)(北海道大学)