よくあるご質問 faq
皆さまからよく寄せられるご質問と、当クリニックからの回答をまとめました。
ホワイトニング
- ホワイトニングの効果はどれくらい持続しますか?
ホワイトニングの効果の持続は、その方の生活習慣やどんな治療を行なったかによっても異なります。
個人差もありますが、ホームホワイトニングは半年から1年ほどで、元の色に戻るケースが多いようです。
ホワイトニングの効果をより長く持続させるためには、歯の色が戻る前に定期的にホワイトニングのメンテナンスを受けたり、歯に着色しやすい食べ物や飲み物を控えたりすることが有効です。
審美的治療
- 以前治療した差し歯の周辺が黒ずんでしまいました。
差し歯の土台(メタルコア)に含まれる金属が溶けだして、歯肉や歯の根を黒くしてしまうことがあります。
レーザーによる歯肉の治療と並行して、原因となる金属を除去する治療が必要になります。
金属を除去するためには、差し歯の土台をファイバーコアに、被せ物をオールセラミックなどに換えます。これは、金属を一切使わないメタルフリー治療ともよばれ、金属アレルギーのリスクもなく、人体に優しいうえ、セラミックの白さと透明感が天然の歯のような自然な見た目を再現してくれます。
- 前歯がすきっ歯であるうえ、神経が死んで変色しています。
両方を改善する方法はありませんか? 前歯のすきっ歯と変色、どちらも一度に解決したい場合は、ラミネートべニアで治療ができます。
ラミネートべニアとは薄いセラミックを歯の表面に貼り付ける治療で、歯の色と形を同時に改善できます。
もちろんラミネートべニア以外の治療法もありますので、まずは一度ご相談ください。
レーザー治療
- 口内炎をすぐに治したいのですが…?
唇にできる口内炎や口角炎は、炎症部分にレーザーを照射することで、痛みを大幅に軽減できます。当クリニックでは、レーザー治療とあわせて、炎症のもととなる刺激が口腔内にないか、原因の除去も検討します。
- 生まれつき唇の内側のヒダが短く、口を大きく開けたり、歯ブラシが触れたりすると痛みます。
上唇小帯短縮症であれば、切除して治療することができます。メスを使わず、炭酸レーザーを使うことで、出血も少なく済みます。
一般歯科診療
- 歯に小さな穴が開いていますが、痛みがありません。
しばらく放っておいても大丈夫でしょうか? 歯の異変に気づいたら、すぐに受診しましょう。
虫歯である場合は、自覚症状のない初期虫歯から始まり、だんだんと穴が開いていきます。痛みを感じるようになる頃には内部まで虫歯が到達し、大きく削らなければいけなくなるうえ、治療が遅れるほど歯の寿命が短くなってしまいます。
もし詰め物が取れた場合でも、早く処置をしないと、その穴から虫歯が発生してしまいます。
- 歯医者が苦手で、なるべく痛みの少ない治療をしたいです。
当クリニックでは、皮膚表面麻酔や電動麻酔注射を用いて、治療中はもちろん、麻酔をかける際にもほぼ痛みのない治療を行なっています。とりわけ痛みが苦手な方は、一層のケアを行ないますので、診療前にスタッフまでお伝えください。
小児歯科
- 子どもが歯磨きを嫌がり、なかなかうまく磨けません。
小さなお子さまはお口に歯ブラシを入れられることにも慣れてないため、歯磨きに苦労する保護者の方は少なくありません。なるべく抵抗がないように、小さな歯ブラシを使うことも有効です。
また、歯が生え始める頃から、歯科医院に定期検診やクリーニングにいらして、お子さまの虫歯予防を続けると同時に、口を開けて歯を触られることにも少しずつ慣れていきましょう。
クリーニングの際には、衛生士から保護者の方に、お子さま一人ひとりの歯に合わせた仕上げ磨きの方法を指導させていただきます。まずはお気軽にご来院ください。
予防ケア
- 歯磨きをしているのに虫歯になります。虫歯を予防する方法はありますか?
毎日の歯磨きだけでは、残念ながら虫歯を完全に防ぐことはできません。
ですから、虫歯になってなくても、定期的にクリーニングや定期検診に通っていただき、プロの予防ケアを受けることをおすすめします。
- 歯のクリーニングはどのような効果がありますか?
歯のクリーニングを3~6ヵ月に1度受けることで、虫歯や歯周病を防ぐ効果があります。
その理由は、歯科衛生士による歯のクリーニング(PMTC)を行なうことで、専用の器具で歯石や歯垢を除去し、さらにご自宅の歯磨きでは除去できないバイオフィルムという細菌の膜までしっかりはがし取ることができるからです。そして仕上げに高濃度のフッ素を塗布することで虫歯に負けない歯をつくることができるのです。
歯周病
- 最近、口臭がひどくなったようで、気になるのですが…?
歯のねばつきや口臭は、歯周病が原因となっている可能性があります。
歯周病とは、歯と歯肉の境目に歯垢が溜まって、歯周ポケットが深くなり、炎症を起こす病気です。
これを予防して、進行を抑えるためには、正しい歯磨きと、歯科医院での治療が必要です。
歯周病が疑われる場合は、レントゲン撮影、歯周ポケットの深さの測定、歯肉の出血のチェックなどを行ない、歯周病であるか、どの程度進行しているかを診断します。
早めに治療を始めれば、重症になる前に改善させることができます。定期的に歯科医院で歯周病のチェックを受けるようにしましょう。
歯科口腔外科
- 顎を開閉するたびに、付け根の関節が痛みます。
どちらで診察してもらえばよいでしょうか? 顎の痛みは、顎関節症に起因する可能性があります。顎関節症は歯科口腔外科のある歯科医院にご相談ください。
当クリニックでは顎関節の治療に医療用レーザーなどを用いて、速やかに痛みを緩和します。
- 歯槽膿漏が悪化して、歯がグラグラし、ひどい口臭もでてきました。
歯槽膿漏=重度の歯周病は、クリーニングだけでは改善が難しいので、フラップ手術など、歯肉を切開する外科的処置が必要となります。
インプラント
- 歯が抜けてしまいましたが、どうしたらいいでしょうか?
歯を失った場合は、入れ歯やブリッジなどさまざまな治療法がありますが、当クリニックでは、周囲の歯にダメージを与えずに、自分の歯のように噛めるインプラント治療を行なっています。
歯が抜けた部位をそのままにしておくと、だんだんと歯肉や骨がやせて、周囲の歯並びが悪化し、最悪の場合、周りの歯も失ってしまうことがあります。
歯を失ったら早めに歯科医院で診療を受けましょう。
矯正歯科
- 子どもの歯並びが気になります。何歳くらいで診察を受けた方がよいでしょうか?
お口の状態は人によって異なるため、一概に「何歳から」とお伝えすることはできません。
気になり始めたらすぐにご相談ください。
成長期にあるお子さまの歯並びや噛み合わせは、日々変化していきます。定期的にチェックを受けることで、専門医による経過観察を継続できます。また、早期の治療によって、将来本格的に歯並びを整える際に、少ない負担で治療が完了したり、骨を切断するような大きな矯正治療をしたりせずに済むことが期待できます。
- 矯正したいのですが、就職活動を控えており、目立つ装置をつけるのに抵抗があります。
近年の矯正装置は、小型のタイプ、透明なタイプ、歯の裏側に装着するタイプがでるなど、ずいぶん目立たないものに進化してきました。とはいえ、取り外しのできない装置が歯についていることに抵抗のある方はたくさんいらっしゃいます。
そんな方におすすめなのが、最も目立たず、取り外しも可能なマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン) です。薄く透明なマウスピースを歯にはめて、密着させておくことで歯並びを改善することができます。
食事や歯磨きの際には取り外しができます。興味のある方は、一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。